2011年7月30日土曜日

看護観

ガルディアンの甥っ子たち。果たして甥っ子姪っ子で計何人いるのか…?ちなみにこの子たちは兄弟ですが、同い年。この調子ではお母さんはずっと妊娠中です。

今は産科で活動中なのですが、感じていることが1つ。
「私の考える看護師としての仕事とセネガルの看護師や助産師が考えている看護はかなり違うんじゃないか??」
こっちの看護師がしている多くは日本ではほぼ医師の仕事です。薬の処方をする。薬の飲み方を説明。(でも本当に飲み方だけ。)(これは日本でもするね)ちなみに帝王切開後のガーゼ交換や抜糸も看護師がします。(回診も)
大病院なので1か月で帝王切開も100例以上。出産数は450例。医師は2人。
帝王切開後の回復室もありますが、看護師もいないことがしょっちゅうです。Nsコールもないし、家族がきたら患者は用事を済ませるのが当たり前。(トイレなども)
日本では考えられない、でもそれが普通のセネガルの看護です。
清拭とかもみたことないです。
日本の看護では患者の日常生活のお世話も入っていますが、こちらではそれは家族の仕事よ。と言われています。
微妙にこれもカルチャーショックでしょうか?
活動中に一度看護学校にどのような勉強をしているのかを見に行きたいな~と思う今日この頃。
正直、求められているレベルが高いのに、看護ではない。
タイトルにした看護観、数年前に私はこのタイトルでレポートを書きましたが、あそこははるかに高い位置にある看護でした。(もはや今ではすごく遠くに感じる…遠くまできてしまったな~)



庭先の猫。夜になると庭に侵入。最近また子猫も多い。


近所の子供。どうだ?いけてるだろ??って言ってるような気がします。



日課のアマドゥとのコミュニケーション。
彼はよく泣いて、わがままだけど、本当に愛くるしい。



庭からみた夕焼け。高い家もないので空は本当に広いです。


来週からいよいよラマダン(断食)が始まります。イスラム教徒は朝5時に起きて、お祈りをし、朝ご飯を食べます。その後夜7時までは何も口にしません。(水分も含めて)


今週はその前に…と思いセネガル家族など知り合いの家を訪問しました。私は仏教徒だからラマダンはしないよ。と説明するのですが、なかなか理解されません。仏教についてもうまく説明できないしね。

ブッダは何をした人なのか?私たちと同じ人間なのか?それとも偶像なのか?ブッダの墓はどこにあるのか?(モハメッドは聖地メッカにお墓があるらしい)などいろいろと聞かれます。

あまりにも、みんな熱心なので、私も少し宗教について勉強したほうがよいかと思い、調べて少しずつ答えてます。でも仏教の聖地ってどこになるんだろう?
ガルディアンの甥っ子アブダラも10才ですが、僕は断食ちゃんとするよ。と言ってました。成長期なので心配ですが、その意思はすごいなと感心しています。


ただこの時期・・・心配なことがあります。

みんな空腹でイライラするんです。

どうかとばっちりを食わないように願います。


あとはクリスチャンの上司の部屋で水を飲んで頑張りたいと思います。







2011年7月16日土曜日

マッサマッサ

可愛いセネガルの女の赤ちゃん、立派な下がり眉を描いてもらって、今から生まれて初めての試練です・・・が知る由はない。


あ~痛い!!ピアスの穴を刺繍針でぶすっと両耳計4か所も刺されます。私はほかの場所にせめて針が刺さらぬように介助です。当たり前だが、大泣き~メッティナメッティナ(痛かったね~)マッサマッサ(よしよし)を連呼。やはり、正直見るにしのびないです。



一通り泣き終わった後。耳にはこんな風に糸が通されています。

う~ん、そんな目で私をみないで~~。

しかし、数分後にはお母さんのおっぱい飲んでご機嫌でした。

人間って強い。


病院の清掃のおばちゃんの孫でした。
撮って撮って~とせがまれました。
どこの国のおばあちゃんも孫はかわいいんやろうな~しっかし、暑いのに毛布・・・



こっちはこの子のおにいちゃん。お母さんの背中におんぶです。



こんな感じ。お猿さんみたい~♪不思議とこれで落ちません。お母さんのスタイルや姿勢がいいからかな?
コアラもこんな感じだし、自然に近いセネガル。



最後に紹介。過去の隊員が(今ももちろんそうですが・・・)普及させようと頑張っているカンクンという野菜。鉄分も豊富で貧血の多いセネガルの方にとてもおススメ。

先輩隊員が病院の入口で栽培していて、かなり育ってきたので、私も家で少し育てたいなあと思い、持って帰ってきました。

病院食にもサラダなどにして、少しずつ役立てているみたいです。

しばらく水につけて、根が出てきたら、庭に植えます。

ガルディアンの奥さんが妊娠中で調子悪いって言ってたから、育ってきたら食べてもらいたいなあ。近所にも広めたいなと思ってます。

日本だとなんていう野菜になるのかな?私はモロヘイヤっぽいなと思ってみているんだけど。
どうでしょう??













2011年7月10日日曜日

1年前ってこんな感じ?


我が家と、裏のヴァジェン家の間にはこのように木と柵があるのです。ここでガルディアンに水汲みをお願いしています。最近、アマドゥやマンフィンたち子供と私がやっている遊び・・・この柵を間に挟んだ、ボールの投げ合いっこ。


アマドゥはこんな風にボールを投げるのを待っています。いつもここでメイモナ、メイモナと私を呼んで待っています。可愛いです。本当に。
でも私はヒョイって投げられるけど、子供たちはそうもいきません。なかなか届かずに、よく植木にボールが挟まります。ここでもガルディアンは大活躍です。(不本意でしょうが・・・)
今日も夕方私は子供と同レベルで遊んじゃうんだろうな~



さてまたまた新隊員がやってきました。ここは現地語学学校のアデシナ。でも、この2人は新隊員ではなく仲がよすぎのティエス隊員です。
お昼ご飯をもらいがてら、ティエス隊員みんなで遊びに行ってきました。
わたしの行ってた語学学校より、広くてきれいでした。
しかし、また人数が多かった・・・総勢17名?さすがに覚えきらない感じです。
でもみんなと食事ができてよかった。私は残り1年だけど、みんなは今からなんだよね~
いろいろ活動や生活のことを聞いてくる隊員もいて、一生懸命さを感じたよ~♪

アデシナの校長先生と1枚。何やら、気に入られたらしく、「メイモナ~いつでも遊びに来なさい。待ってるわよ。」とのこと。セネガルのやさしい女性は本当にお母さんみたいに温かいです。
同僚の家も近しい、また遊びにきちゃおうかな。

2011年7月7日木曜日

何が出るかな、何が出るかな♪

近所の子供たち計6名。(いや7名です)
チビ2人は青っ鼻が垂れてます。もう日本じゃ最近見ませんよね~(無菌状態です)
ケンカもよくして泣いてるけど、それでもいっぱい遊び友達がいるっていいな~と思います。
産科でも月曜日に「この子は11人目の子供よ。ほしいならあなたにあげる」と言われました。
もちろん、育てられないから断りましたけど・・・

あ~一緒に遊ぶと疲れるけど、癒されますね。
どうかひねくれずにまっすぐ育ってほしい。(特に一番右側。すでいじめっ子オーラ全開)
ゴミを何も考えずに道端に捨てるような人にだけはならないでほしい…(仕事上切実に思います)


病院のグレイブがあまりに多いので、グレイブ中は倉庫を片づけています。
同僚たちも日によりますが、気分がのるとこのように一緒に手伝ってくれます。
しかし、物の多いこと。なぜか所々で子供の洋服が出てきます。ここは孤児院か??
試供品のおむつも大量に発見。
これをさばいて、棚づくりの資金にあてられんか??などというよこしまな気持ちと格闘。
白紙の書類も大量に奥から出てきました。見つからなかったら。絶対余分に購入してるんだろうな・・・


庭に作った畑から3種類ほど芽が出てきました。
こちらも毎日成長がみれて癒されます。
でもこの間、夜中にどでかいネズミ(猫くらいあるカーニという名前らしい)が庭に出没して、畑を荒らしていました。(恐ろしすぎる・・・そんなでかいネズミ)
ガルディアンが朝方には退治してくれて、何とか畑は無事でした。
さすがに遠巻きでしか見れませんでした。
でも、畑に植えた種の袋を捨ててしまい、何をどこに植えたのかがわからない。
多分・・・これは枝豆??
何が出るかを楽しみに断水の中、毎日頑張って水やりしています。

2011年7月3日日曜日

カウントダウン

早くも任期が残り1年を切ってしまいました。


暑いけど楽しいセネガル生活もカウントダウンが始まっています。


最近裏の家に羊がやってきました。


写真のこの子です。歯が出たままの状態の羊とか結構面白い顔の羊って多いんだけど、この子は美人さんだね。


まだ家に慣れないのかずーっと泣いてます。(鳴いてます)


そうそう、来た頃思っていたのですが、羊じゃなくてヤギなんじゃないの??という疑問。


いえいえ、これがセネガルでは羊なんですよ~
さすがに暑いから毛はモコモコにはならないんですね。


でもヤギもセネガルにはいっぱいいるのでどうやって見分けるのかというと…しっぽなんです。


しっぽがピンと立ってるとヤギなんだそうです。(ほんとかどうかは知らんけど)



羊のしつけに余念がないアマドゥ ・・・かなり小汚い子供になっています。
手がぐちょぐちょだけど、何を触ったのかは聞けない。



おそらく羊のためであろう柵小屋。(我が家の庭にあったものが移動しました。)
もはや子供たちの遊具と化している。
さびまくってるけど、汚れとかは一切気にしないんだろうな。
こっちの母は寛大です。1日に5着くらいアマドゥの服洗ってます。



今日の私の夕ご飯。裏の家のママ、ヴァジェンからいただきました。
チェブヤップです。鶏肉がいっぱい~~うれしいなッ。
はっ!ってことは裏の庭の鶏がもしかしたら捌かれたのかもしれません・・・
日本だと、なんでも食材が簡単に手に入りますが、こっちでは原料からどのように人をつながってくるのかよくわかります。
おいしくいただきます。

お礼には日本のお菓子をプレゼント・・・果たしてお口にあうのかな??
以前柿の種あげようとしたら、原料に豚エキスって書いてあって・・・イスラム教徒にはあげてはいけないことが判明。
今回は甘いものにしました!!