2011年9月4日日曜日

母と子

さてここはどこでしょう?
正解は病院です。薬局の前に大量の羊とやぎがいました。彼らも興奮しているのか・・・最近はよくおいかけっこをしてるのを見ます。
久々に澄み渡った青空。

この絵は産科の2階の奥に描かれているもの。
お母さんが子供を大事に抱えています。宗教画っぽくも見えます。

8月の出産数は600件超えでした。新生児たちは1つのベッドに3人。
1日も入院せずに帰らなくてはならないお母さんもいます。
この病院では1か月に数名の赤ちゃんとお母さんが亡くなります。
出産が命がけの作業であることを実感します。
私のセネガルの家族のイディ14歳も出産で母を亡くしています。
今は叔母であるマリエムが母代わりをしています。

厳しい医療環境。ジェンダー問題。
意識を変えていくにはかなりの時間が必要だと思うし、「この国が一番いい国だ」と思っているのならそれでもいいんじゃないかとも思う。
きっと答えは1つじゃない。

イディとマリエムのように素敵な関係の親子が増えることを祈ってます。




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