2011年9月10日土曜日

ティエスから

配属先の病院でコンサートを開きました。
日本とセネガルの音楽をMIXした感じの選曲です。(Vivian,Youssou ndorなど)
私は今回前後がバタバタしていてお手伝いのみ。(またかよ!って感じですが…)
でも音楽はいいですね、盛り上がるし、「国境はない」って感じです。
少しギターを始めようと思って、今探している最中。


観客は満員でした。子供たちも歌ってコラボレーション♪



セネガル服+野球帽という独自のセンスのちびっこ。たまらず、ダンスを始める。



最後はお決まりのユーザー。(セネガルで人気のダンス)子供たちが壇上に上がって代わる代わるダンスをします。もはや無法地帯…



終了後の記念撮影。暑い中準備から演奏まで、本当にみんなよく頑張ったね!Bien Travaille!です。
大成功でした☆




うれしいことをもう1つ。同期隊員が振り替えでセネガルに赴任してきました。

残り1年を切っていますが、彼女の野菜栽培への情熱をみて、こりゃ安心だ!と思いました。

きっと現地人と仲良く、たくさんの野菜を栽培するでしょう。楽しみです。

一緒に頑張ります。



9/9語学訓練所の料理人♪デイマリちゃんの姪っ子が誕生。

見て!赤ちゃんは人種関係なく赤いんだよ!!(笑)

私の日本名を付けるというので、言いにくいしかわいそうだからやめてね。とやさしく言っときました。



今日も病院は戦場化。生まれたてのベビーが1つのベッドに4人。(増えてる!)
この後もう一人やってきます。すごい鳴き声のべべ(フランス語で赤ちゃん)が。




その中大物のあかちゃん発見。周りはみんな泣いて暴れているのに、全く動じない。

将来が楽しみです。



ガルディアンの甥っ子たち。手前からオスマン、シディ、アブダラ。

昨日も病院でお母さんが双子を帝王切開後に亡くなられました。朝から大声で泣いている女性がいて何事かと思ったら、その人は一緒に住んでいる2番目の妻でした。(ややこしいセネガル家族)

貧血もひどいし、出産、特に帝王切開は本当に命がけの仕事になっています。

でもここ5日間で帝王切開は40件。出産件数は9日間で170件。

医療者ももはや一生懸命やっても手一杯という感じです。

しかも医師2人のうち1人が病気で休んでます。(もう聞くだけでしんどい感じ)

私は現在医療行為ができないので、本当に手伝うことしかできません。

赤ちゃん拭いたり、ママを運んだりとか。

でも根本から解決しないとどうにもならないこの問題。

とりあえず、貧血防止のための栄養コーゼリー(講座)を開きたいなと考え中。

私のセネガル家族の姉たちは怖いから子供を産みたくないといいます。それは出産で妹を亡くしているから。

でもそれも1つの選択肢としてあってもいいのかなと思ってしまいます。


オスマンはアメリカで生まれて11ヶ月までは向こうで住んでいたのですが、母親が育てられず、セネガルへ置いていったとのこと。彼は母親の顔をしりません。

でもアブドゥの家族みんなが父母兄弟で、育ててます。

タリべという物乞いして生きている子供もいっぱいいるこの国では、彼はある意味すごい幸せ者です。

それではアブドゥパパと1枚。

すごいかわいい顔してるんですよ、オスマン。


以上ティエスから最近の出来事でした。



















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