2011年6月27日月曜日

セネガルへようこそ!


先週は本当にバタバタと忙しかった。
病院はいつも通り火曜から木曜までグレイブだったけど、私は産科の医師の部屋にある物品庫を整理。そしたら出てくるわ出てくるわ期限切れの薬品や物品たち・・・。もちろん廃棄です。
これ…ちゃんと片づけてあれば、使ったんですかね?「でもフランスから定期的に送られてくる無料のものだから。」ってそういう問題じゃないと思うけど…善意を無駄にしている感じです。
妊産婦さんのためのものだから。ちゃんと管理して少しでも医療に役立ててほしいです。


さらにいっぱいだったのが哺乳瓶。なんで使わないの??って聞いたら、説明しても水が清潔じゃないし、うまく洗ったり、消毒できないから逆に感染源になってしまうとのこと。う~ん、確かにそうかも・・・と納得。難しい問題です。こっちの子供たちって結構小っちゃいころから、コップで水とか飲んでるし、母乳がほとんどだから不要といえばそうなのかも??だったら、先方にそう伝えるべきでは??2箱もあったし、無駄がいっぱい。でもこれはいくら使わないといってももったいないから捨てられないな~~。
処分に困ります。


大分片付きました。

そして木曜日に大きなデモがありました。ダカールはもちろん、ティエスでも広場でタイヤを燃やしたり、電気会社に投石したり、近郊の家が燃やされたりと少し危ない様子が見られました。大統領選を来年に控えて、ぼちぼちこういうことも起きてくるかもしれません。私は職場で仕事をしながら事態の鎮静化を待ちました。ひどくなくてよかったです。



金曜日はAM仕事をしてPMは世界遺産のゴレ島へ。ちょうど同期のベナン隊員が遊びに来てたので少し会いに行ってきました。ゴレ島はアフリカから米国、南米へ奴隷を連れて行く際に、奴隷が待機させられていた島。歴史としては本当に重く、悲しい島なのですが、今は観光地としてやや欧米風な雰囲気を味わうことができます。


その島のホテルに1泊しました~!可愛かったです。インテリアが。ちなみに蚊帳なしで寝ましたが、全く蚊に刺されなかった。なんでだろう??



久しぶりのガールズトーク。やっぱり、女どうしっていいね~。癒されます。



ゴレ島の朝日。空気も澄んでいて気持ちのいい朝☆

…だったのに昼ごろには突風+大雨になりました。

いよいよ雨季の到来です。

セネガル人が「Il fait beau.(イルフェボウ・いい天気だね)」
とあいさつする季節がきます。


少し見習って、2年目を過ごしたいところ。

有難い環境に置かせてもらって本当にありがたい気持ちでいっぱいです。

泣いても笑ってもあと1年しかないので、なるべく笑って過ごします。













2011年6月20日月曜日

結婚式へいってきました。

セネガルの花嫁さん。やっぱり白いドレス。そして化粧も濃い!!タムタムという太鼓の演奏者がいて、みんな踊ったりして大変楽しそうでした。そして私は・・・。

今回は赤いセネ服で参加。近所の服飾系専門学校へ通うビンタが作ってくれました。皆かわいいとほめた後に、その洋服くれ!!と言ってきます。さすがに結婚式は人も多いのでげんなり。そしてやはり肌が白いから目立つこと・・・。何度ジャポネ(日本人)だと説明しても、シノア(中国人)と言われ、意味不明のチンチョンというあいさつをしてくる。



というわけで途中抜け出して同僚のおうちに行ってきた。とても仲よくさせてもらっているアイサト。やさしい産科の看護師さんです。畑や井戸があってなんだかとっても落ち着く家。家族や近所の人がいっぱいいたけど、みんなカメラを向けるとやめて~というので撮影はまた今度ゆっくり。


最後は産科のスタッフ達と。みんな今日は素敵なセネ服で決めてます。

疲れたけど、楽しかったよ~~。











2011年6月16日木曜日

停電でも…

昨日は満月のはずなのですが・・・あれ?欠けちゃってる。

と思ってたらみるみるとこの大きさに。カメラの性能がよくないのでわかりにくいですが、ちゃんと月はまるくかすかに見えるんですよ。


そう、なんと昨日は皆既月食だったのです。

いやあ、初めて見ました。こんなにくっきりと。

停電でもいいことあるな~という感じです。
電気がなくてもとってもいい夜でした。



産科の戸棚。少しずつ整理できてきました。

major(看護師長)が喜んでくれたので、これからも少しずつやっていきたいと思います。

今週末majorの娘さんの結婚式に行ってきます。


りん




2011年6月9日木曜日

はまっちゃいます

セネガルでおいしいものといえばこれ。マンゴーです。
1㎏で400Fcfa(80円くらい)。日本だととっても高くて食べられませんが、ここでは今が旬のため、どこでも買えちゃいます。下手すると、庭になってるからといってタダでもらえちゃうことも。


切ってこんな風に食べてます。凍らせてもおいしい。
最近やっとおいしいマンゴーの見分け方がわかってきたな~。

あとはレモネード。セネガルのガゼルというメーカーが作っているのですが、甘くてシュワっとしていておいしい。ガラス瓶に描かれたガゼルもかわいらしい。
あとはKIRENEの水。さすがに水道水が飲めないので、これで水分補給。

さて仕事のほうは・・・整理整頓。こんな状態からスタートです。まだ、ほこりとかかぶってないだけマシ。


ひたすら書類の整理。カルテを番号順に並べる。

日本の電子カルテが懐かしい。

でも停電がひどいからな~。難しいですね。今日もやっと今18時に電気がきました。

いつまでもつかな~。昨日は3時間でした。あとは夜中に少し。

同僚たち。新薬の説明を聞いています。


我が家の庭へやってきたディキリたち。暑いのに元気です。


変顔合戦?私が撮ってるのに近すぎです。


リン















2011年6月5日日曜日

ご近所物語

裏の家の家族たち。

長男のビィキリ。6歳。カメラ大好きでこの決め顔。





長女マンフィン5歳。かなりのおしゃれさんで美人顔。





末っ子のアマドゥ。石で石をこすりつけるという彼なりの仕事?をもくもくとこなす2歳。

なぜかいつも私が仕事でいない午前中に、我が家の軒先でメイモナ(私の現地名)と叫んでよんでいるらしい。でも会いに行くとそっけなくもくもくと作業している。日本でいうツンデレなのか…
もっとウォロフ語に励んで交流を深めたいところ。


我が家はペンキが塗りたてで少し目立っています。家の前は羊だらけ。でも数メートル先には大きな道路が走っています。


玄関にはガルディアン。といつも昼食を届けにくる子供。



最近は一緒にセネガル食を食べることも多いです。

写真はチェブヤップ。セネガルのご飯は本当においしくて最近ふとっっちゃいました。


こんな感じで毎日を過ごしてます。


りん











活動について

部屋もだいぶ整理できてきたので、SSIの部長ともお別れ。今後は2人で決めた5Sの時間に5Sをきちんと行えてるかをチェックしていく予定です。長い間お世話になりました。

そして今日からは病院のなかでも1番大きな規模を誇る産科病棟へ。生まれたばかりの双子の赤ちゃん。よく泣いています。



女児が生まれた時に、ピアス用の穴をあけるためのセット。縫物をするかのように、耳に針を通し、糸で穴がふさがらないようにします。消毒薬はありますが、針は消毒して使い回し。1つの穴をあけるのに1000Fcfa(200円)かかりますが、大体両耳に1つか2つ開けます。つまり4回針を刺されるわけです。正直見てるこっちが痛いです。
そして手洗い場もあるのですが、蛇口がなく使用できない状態。手荒れするだろうに、漂白剤で手を消毒してました。




ゴミの分別は全くできていないうえにゴミ箱も壊れてる。点滴も終わった後に針がついた状態でそのまま吊ってることも。やっぱり根本的に、物が足りていないのが現状といえそう。





でも分娩室はまあまあきれいにされていました。また地道に活動だな。


りん









それ使わないでね








ガルディアン(守衛さん)を雇っているのですが、ずっと気になっていたことが・・・。




それは銃のこと。腰にいつも巻いているので、今日はそれを見せてもらいました。




ちゃんと弾も持ってました。




初めて持ってみたけど、やっぱり重い。




撃ったことがあるのか聞いてみると、住居に侵入しようとした男の足を撃ったことがあるとの返答。




えーっ、威嚇射撃しないのか~ 。あれって日本とドラマの中だけの話なんですかね?




気をつけんと、銃をもってたら無抵抗でいきたいと思います。



調子にのって銃を構えるガルディアン。


でも、それ使う日がこないことを祈ってます。




りん